サイトダウン

HTTPステータスコード解説一覧

サイトダウン の判定結果に表示される数値は「HTTPステータスコード」と呼ばれ、相手のサーバーがどのような状態にあるかを指し示しています。

HTTPステータスコードは世界共通の規格であり、問題の原因が「サイト運営者側(サーバー側)」なのか「利用者側(端末・回線・権限など)」なのかを切り分けるヒントになります。

ただし、ステータスコードは“入口の反応”に過ぎません。200が返っていてもサイト内部が壊れていることはありますし、403や429のように条件次第でブロックされるケースもあります。数字の意味を知ることで、無駄な待ち時間や見当違いの対処を減らせます。

ステータスコードの分類(1xx〜5xx)

ステータスコードは100番台から500番台までの5つのグループに分かれています。実務的に見る機会が多いのは、200番台(成功)、300番台(転送)、400番台(クライアント側要因が中心)、500番台(サーバー側要因が中心)です。
400番台:クライアントエラー。URLの間違い、権限不足、アクセス制限、リクエスト回数制限など、主に「アクセスする側の条件」によって発生します(ただし制限の“設定”は運営側なので、原因の所在はケースによります)。
500番台:サーバーエラー。アプリやサーバー内部の不具合、過負荷、バックエンド障害など、主に「サイト運営側」に起因します。ユーザー側での解決は難しく、復旧を待つのが基本です。

主要なコードの詳細解説

  • 【200 OK】 リクエストが正常に成功しました。サーバーは応答しており、基本的にはサイトが稼働している状態です。ただし「200=完全に正常」とは限りません。ページ自体は返っていても、ログイン後の画面や購入処理など“内部機能”が壊れているケースもあります。
  • 【301 / 302 Redirect】 ページが別の場所へ移動しています。301は恒久的(今後も移動先が正)、302は一時的(状況により元へ戻る可能性)という意味合いです。HTTPS化、ドメイン変更、メンテナンス時の誘導などでよく使われます。リダイレクトが連鎖すると表示が遅くなったり、設定ミスでループして開けなくなることもあります。
  • 【401 Unauthorized】 認証が必要です。ID/パスワードを求められるページで、未ログイン・認証情報が誤っている・セッションが切れている場合に返されます。APIで認証トークンが不足している時にも出ます。
  • 【403 Forbidden】 閲覧権限がありません。サーバーは存在し応答もしていますが、アクセスが許可されていない状態です。IP制限・国/地域制限・WAF(Web Application Firewall)・Bot対策などで、特定条件のアクセスだけをブロックしているときによく見られます。
  • 【404 Not Found】 ページが見つかりません。URLの誤り、ページ削除、リンク切れなどが原因です。サイト全体が落ちているわけではなく「そのページが存在しない」ケースが多いのが特徴です。
  • 【429 Too Many Requests】 短時間にリクエストが多すぎるため制限がかかっています。Bot対策やレート制限(APIの呼び出し回数制限)で返されます。人間でも、短時間の連打・自動更新・拡張機能・企業ネットワークの共有IPなどで429になることがあります。
  • 【500 Internal Server Error】 サーバー内部のエラーです。アプリケーションの例外、設定ファイルの記述ミス、プラグイン不具合、データベース接続失敗など、サイト運営側の原因で発生します。ユーザー側でできることは少なく、復旧を待つのが基本です。
  • 【502 Bad Gateway】 中継地点のエラーです。CDNやロードバランサー、プロキシなど“手前のサーバー”が“奥のサーバー”から正しい応答を受け取れなかった状態を示します。奥側のサーバー停止、アプリのクラッシュ、設定不整合などで起きます。
  • 【503 Service Unavailable】 サービスが一時的に利用不能です。メンテナンス中、アクセス集中、過負荷による一時停止などで返されます。多くの場合は時間を置くと戻りますが、長時間続く場合は障害の可能性があります。
  • 【504 Gateway Timeout】 応答待ち時間切れです。中継サーバーが“奥のサーバー”の応答を待ったものの、制限時間内に返ってこなかった状態です。サーバー負荷が高い、DBが遅い、外部APIが詰まっているなど、内部処理の遅延が原因のことが多いです。

なぜステータスコードが取得できない場合があるのか?

チェック結果に数値が出ない場合、そもそもHTTPのやり取りに到達していません。つまり、サーバーに“話しかける前の段階”で詰まっています。
代表例は「名前解決エラー(DNSエラー)」です。ドメイン名をIPアドレスに変換できないと、HTTPリクエスト自体が送れません。ほかにも、SSL/TLSの証明書エラー(期限切れ・設定不整合)、ネットワーク障害、サーバーの完全停止などでも数値が返らないことがあります。
また、WAFやBot対策が強いサイトでは、外部ツールからのアクセスを検知して接続を途中で遮断することがあります。この場合も、コードが返る前に接続が切られるため「数値なし」として表示されることがあります。

トラブル解決のアドバイス(最短で切り分けるコツ)

Note / Tips

403や429が出る場合は「あなたの環境・アクセス条件がブロックされている」可能性が高いです。まずはモバイル回線へ切り替える、時間を置く、VPNで接続元を変えるなどで改善することがあります。一方、500/502/503/504など500番台が出ている場合は運営側の障害・過負荷であることが多く、ユーザー側でできる対処は限定的です。
迷ったら、①別回線(Wi-Fi⇔4G/5G)で試す ②別端末で試す ③公式の障害情報(公式X・ステータスページ)を確認、の順で切り分けると最短です。

次にやること(最短)

目安:HTTPが4xxなら「制限・URL・権限」、5xxなら「サイト側の障害」、数値が出ないなら「DNS/SSL/経路」を疑うと切り分けが早いです。

最終更新日:2026-02-22サイトダウン 編集部